2022.2.1

今日はバイトで郵便物の発送に行くため、数年ぶりに自転車を漕いだ。自転車といえど立派な軽車両、それも電動アシスト付きなので、自分が凶器を操縦している感覚が否めない。路上駐車で車道の隅が塞がれていると道交法を破って歩道を進まざるを得ず、人にぶつかってしまわないか不安で漕ぐ足が遅くなる。考え事をする余裕もなく、過剰なほど周囲の安全確認をし、ノロノロ進んでいたらバイト先に戻ってくるのがめちゃくちゃ遅くなってしまった(道に迷っていたのもあるが)。自転車は専用のサイクリングコースを飛ばすのは非常に楽しいが一般の道路を行くのは神経を使いすぎて疲れる。ところでわたしは自動車の運転免許を持っていない。これから取得する気もない。自転車でさえ人を殺してしまう恐怖をこんなに感じるのにいわんやクルマをや、ということなのである。前のブログで悪夢の話をしたが、わたしはクルマを運転する夢もよく見る。現実では絶対そんな恐ろしいことしたくない。身分証明書はマイナンバーカードでいい。

ちなみにわたしの母は自動車運転免許を持っているが、自転車に乗れない。チャリ漕ぐよりクルマを運転するほうが簡単らしい。まったく恐ろしい話である。もっとも母のこの異常な運動音痴はしっかりわたしに遺伝している。バレーや卓球のサーブも、バスケのドリブルも碌にできなければ足も遅く、体力テストでソフトボール投げをすればかわいい~(笑)と茶化され、逆上がりはおろか前回りすら怪しい。唯一母よりマシな点は自転車に乗れることぐらいだ。自転車ってあんな危なっかしいのになんでかみんな乗れるから不思議だよな。なんでなんだろう。