2021.12.11②

さっき書いた、前男の子にあげたプレゼント()、わたしの「次」の女の子が今持っているっぽくて、その服を平気で着れる服装への頓着のなさに少し驚くが、たぶん彼女も別のことに関してはものすごく神経質だったりするんだろうな。わたしは身なりにあまり気を遣わない女の子が結構すき。気を遣わないというか、おしゃれなのにセーターの袖が毛玉だらけだったりとか、ドクターマーチンの偽物を履いてたりとか、そういう隙のある女の子がかわいいと思う。この種類の女の子って同性にあんまり好かれなかったりするけど、女に嫌われがちな女、わたしは嫌いじゃない。


うどんを煮て食べていたら髪の毛が入っていて、わたしは人の親になってはいけない人間だなとぼんやり思った。尤も、ハナからなる気はないのだけれど。お母さんにはなりたくないけど叔母さんにはなりたいな。変わった仕事をしていて、いつも煙草を気だるげに吸っている、やさしくて博識でちょっとミステリアスな叔母さんとして、姪っ子に懐かれたりしてみたい。